レース展望
競輪発祥の地・小倉で争われる、今年最後のGI。KEIRINグランプリ出場を懸けた6日間のみどころをご紹介します。
第68回朝日新聞社杯競輪祭[GI]
Preview激闘を繰り広げる今年最後の6日間
今年もラストバトルの舞台は小倉競輪場。「第68回朝日新聞社杯・競輪祭」が、11月18日から6日間のナイターシリーズで開催される。年末のグランプリの出場権をかけた今年最後のGIは、初日からヒートアップ間違いなしだ。
日本選手権、高松宮記念杯を制した古性優作、全日本選抜でグランプリ一番乗りを決めた脇本雄太、さらに寺崎浩平、南修二のS班4人を擁する近畿勢が中心。GIでは抜群のパフォーマンスを誇る古性は、どんなシチュエーションでもV争いができ、脇本、寺崎次第では近畿勢に強固なラインができあがる。
オールスターで初戴冠の犬伏湧也や松浦悠士、松本貴治、石原颯、さらに太田海也、清水裕友までいる中四国勢が怖い。厚みのあるラインから、オールスターのように流れを作りたい。
吉田拓矢、眞杉匠と戦法の幅が広い2人を中心に、佐々木悠葵、坂井洋らの関東勢も侮れない。今年のビッグでリズムをつかめないままの郡司浩平だが底力がある。深谷知広らと南関連係で2度目の競輪祭獲りにまい進。昨年アッと言わせた阿部拓真、新山響平のいる北日本勢も警戒したい。地元の九州勢は、嘉永泰斗、山崎賢人、荒井崇博、北津留翼らが結束。中部勢も軽視禁物だ。
推奨選手
日本選手権に次いで、今年2度目のビッグ優出となった共同通信社杯で優勝。吉田拓矢の番手からチャンスをつかんでビッグ初制覇。持ち前のパワーを生かす術を身につけ進化。
9月の地元、岐阜では、鮮やかなまくりを披露。昨年8月以来の記念制覇を遂げた。俊敏な立ち回りと天性の勝負センスにさらに磨きをかけて、23年以来のGI制覇を目論む。
2年連続でS級最多勝利を挙げて、今年はさらにメキメキと力をつけている。サマーナイトフェスティバルでビッグ初優出。オールスターでも決勝に進出し、犬伏湧也のVに貢献した。
地元ピックアップ
今年はここまで思うような成績を残せてはいない。それでも9車立てのGIこそが、園田匠の真価の場所。期待せずにはいられない。
今年は4、8月とホームの小倉では、2度の準Vと優勝にあと一歩。その悔しさを糧に、九州の機動型との信頼関係をさらに深めて大一番に臨む。
9月共同通信社杯で2勝を挙げて3連対と上昇ムード。2月小倉では、久々にホームで優勝。17年の準Vをはじめ競輪祭では、4度の優出を誇る。
5月松阪GIIIでは、グレード2度目の表彰台。経験を積んで、G戦線で優勝に手が届くところまできた。ホームで、初のGIファイナルを狙う。
第4回競輪祭女子王座戦[GI]
Girls Keirin今年も佐藤水菜が主役
「第4回競輪祭女子王座戦」は、11月18日から3日間の開催。28人のトップ選手がスピードバトルを展開する。
昨年、年間グランプリスラムを遂げた佐藤水菜の独壇場に今年も変わりなく、ここまでも3つのGIすべてを佐藤が制した。さらにワールドシリーズでは、五輪メダリストの外国人選手らを下して、今年も負け知らず。ここも完全優勝で力の違いを見せて、連勝を伸ばすか。
オールガールズクラシック準Vの太田りゆは、3連続GI優出と大舞台で安定した戦績。地元シリーズに気持ちを入れる児玉碧衣も、今年すべてのGIで決勝進出し2度の表彰台。女子王座戦V実績ある梅川風子や成長著しい仲澤春香、尾崎睦らも上位争いに加わる。
ガールズ推奨選手
今年は優勝ペースが上がらないなかで、9月の前橋で7度目の優勝。その後も予選では白星を量産していて、状態面の問題はなさそうだ。脚力はあるだけに、GIで結果がほしい。
9月岐阜を3連勝の完全V。節目の400勝で、通算118回目の優勝を飾った。今年の初めは思うような成績を残せずも、ようやく軌道に乗ってきた。地元に照準を合わせて仕上げてくるか。
小倉競輪場 バンクデータ
Bank周長400m。競りはイン有利だが早く決着を。直線は外寄りが伸びる。捲りは早めか、捲り追い込みが良い。どんな戦法も平等にチャンス。
| 見なし直線距離 | 56.9m |
|---|---|
| センター部路面傾斜 | 34°1'48" |
| 直線部路面傾斜 | 3°26'1" |
| ホーム幅員 | 11.0m |
| バック幅員 | 10.0m |
| センター幅員 | 8.0m |